ITmediaから“W-ZERO3でSkype”が8月から有料に──ウィルコム、UDPのパケット通信に課金


ウィルコムは、システム改修の遅れから無料にしていたW-ZERO3の一部パケット通信料について、8月1日から請求を開始する。

 ウィルコムは、システム改修の遅れから無料にしていたW-ZERO3の一部パケット料金について(2005年12月の記事参照)、8月1日から請求を開始する。


 有料になるのはW-SIM専用アクセスポイント経由で、UDPを使用した際のパケット通信料。UDPは、ストリーミングなどの通信時に使われるプロトコルで、動画のストリーミングやインターネットテレビSkypeなどがこれを利用している。

 同社では7月1日から課金を開始する予定としていたが、課金対象となる通信について認知を図る期間を設けるため、7月を案内期間とし、課金は8月から開始することにしたという。

 なお、今回有料になる通信が可能な端末は、型番が「WS003SH」と「WS004SH」の「W-ZERO3」。なおUDPを利用した通信はデータ定額、リアルインターネットプラスなどの定額プランの適用対象となるので、これらのプランに加入すればパケット料が定額で利用できる。