6700万年前の恐竜のミイラが発見される(GIGAZINEより)

まだ崩壊していない皮膚に守られて体組織や骨の大部分が残っている恐竜のミイラが発見されました。残された体組織を研究することで、Dakotaと名づけられたこのミイラは6700万年前のハドロサウルスのものとわかり、古代生物の皮膚や運動能力に関しての研究を大きく進めたそうです。
ミイラ画像は以下から。
National Geographic News Photo Gallery Mummified Dinosaur Unveiled
ノースダコタのヘルクリーク層で発見された恐竜のミイラ。

画像を見ると、表面に8角形みたいな鱗が見えますね。

Dakotaは何らかの方法で捕食者から逃れ、雨にうたれるか川に落ちるかすることで不純物が除去され、バクテリアに食べられる前にミイラ化したのではないかとのこと。
CTスキャンにかける準備を行う研究者。



予備調査でDakotaは体長約12メートル、体重約35トンという巨体でありながら動きは速いことがわかり、巨大なCTスキャナを使ってこれまで考えられてたよりも多くの筋肉が体の後部にあり、強靭な足を持つことも明らかになりました。
これが明らかになった情報を元にレンダリングされたハドロサウルス。




いまだなぞが多いとされる恐竜。今後の恐竜研究に何が解明されていくのか楽しみです.