RIMのPlayBookタブレットはAndroidアプリ対応の噂、BlackBerryも対応へ?






iPhone

Android
スマートフォン人気を引っ張る一方、
Palm
はhp傘下となって
ブランドの役目を終え
ノキア
MeeGo
/
Symbian
を諦めて、
マイクロソフト
と手を組み
Windows Phone 7

乗り換えました
次の一手を考えなければいけないのは
BlackBerry
のRIMもおなじ。業績は順調ですが、
iPhone
Androidがビジネスユースへ本格的に進出してきたら、いつまで安泰でいられるかは誰にも分かりません。



そんなところへ、RIM社のタブレット端末
PlayBook
Android アプリに対応するという噂が盛り上がっています。もともとは昨年末にGleacher & CompanyのアナリストであるMark McKechnie氏が「(PlayBookで)RIMはAndroid互換機能の提供を計画しているようだ」説を唱えたあたりからはじまったもの。今月になってBloombergも「RIMがPlayBookでAndroidアプリが動作するようソフトウェアを開発中」という関係者の証言や、GoogleのDalvik環境を利用することも検討したが、
オラクルとの訴訟問題
からバーチャルマシンの自社開発に切り替えたといった内情を報じています。事実であれば、PlayBookの発売日がなかなか見えないのも納得できる話です。



さらに先日のMWCでは、PlayBookのデモ中にRIMの説明員(とされる人物)が「Androidアプリにも対応」("we will also support Android apps")と発言する様子が、動画で捉えられています。件の動画は続きに掲載、問題の発言ははじまってすぐ、14秒あたりです。ちなみにPlayBookのOSは、RIMが買収したQNX社のものをベースにしており、従来のBlackBerry OSとは異なります。アプリ不足が不安視される新OSにとって、Androidのアプリ資産を活用できればかなりの援軍となるはず。また、ふたつのOSを維持するよりは、あまりモダンとは言えなくなってきたBlackBerry OSをQNXベースに切り替える作戦は十分にありえそうですし、Androidアプリが動けばアプリ資産が急拡大するのはPlayBookもBlackBerryも同じです。




とまあ、このように予断を許さぬ状況で、さらなる燃料を公開しているのが、
iPhone
/ Android向けに価格情報アプリを提供しているShopSavvyです。同社は、1月末から(MWCが実施された)2月頭にかけて、複数のBlackBerry端末とされるものが、同社のAndroidアプリを動作させていたと、わざわざログを公開しています。BlackBerryで動作するAndroidアプリ環境がすでに実現しているのか、それとも愉快犯が遊んでいるだけなのか。
「エコシステムの戦い」
をめぐって、各社の立場の違いが面白くなってきたのは確かです。





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