2011-03-01 [本日の日記]「ちょっとくらい収入減ってもいい」──テザリング解禁に込めるauの「ワクワク感」 http://rss.rssad.jp/rss/artclk/JhghW3hNszbI/bdbc9a37f44cbad9b5685f6564be49e1?ul=.5sPt5pbgp2aKEqrGi5gIW5jwS6On6cpkrVlEZZABIVoms7X1ln09f2rZ32.JPUOuj6CbMQ59xejKT9QyzCGgMjeGN4AnovYCQduTyyqh5djWBmHV5LbQZXajyGaPDRRWk13.W1Bylineから ニュース「ちょっとくらい収入減ってもいい」──テザリング解禁に込めるauの「ワクワク感」「auらしさはワクワク感」──KDDIがとんがったユーザー向けのスマートフォンとタブレットを発表。「テザリング解禁」で収入が多少減少しても「auのワクワク感」が伝わるのならOKだという。2011年02月28日 20時04分 更新 EVOとXOOMを披露する田中社長。「後戻りできない速さ」というEVOでネット動画も快適に楽しめるという。「YouTubeやニコ動が好きで、『総統閣下』シリーズなどが大好き」(田中社長) KDDIは2月28日、初めてWiMAXに対応したAndroidスマートフォン「htc EVO」と、米Motorola製Android 3.0タブレット「XOOM」を4月上旬以降に発売すると発表した。昨年の就任以来「ドコモでもない、ソフトバンクでもない、auらしさとは『ワクワク感』」と述べてきた田中孝司社長は、テザリングを“解禁”したEVOと米国での前評判が高いXOOMで、ハイエンドユーザーにもauの本気度を見せていく。 台湾HTC製の「htc EVO WiMAX」(ISW11HT)は、3G(CDMA 1x WIN)と下り最大40MbpsのWiMAXに対応したAndroid 2.2スマートフォン。WiMAX(UQ WiMAX)は基本料金にプラス525円で利用できる(WiMAX料金は8月分まで無料)。目玉となるのはテザリング機能。最大8台までのデバイスを無線LAN経由で接続し、3G/WiMAXでネット接続可能な無線LANルーターとして使える。 EVOの背面にはスタンドがあり、動画を見る際などに本体を立たせておくことができる 「MOTOROLA XOOM Wi-Fi」(TBi11M)は、Android 3.0とデュアルコアプロセッサTegra 2を搭載したタブレット端末。米国ではVerizon Wirelessから24日に発売された。10.1インチ(1280×800ピクセル)のマルチタッチ対応液晶ディスプレイでフルHD動画などを高精細に再生できるという。約500万画素アウトカメラ/約200万画素インカメラも搭載している。 XOOM(ズーム)もっとauのワクワク感を “解禁”されたテザリング 「今までのKDDIだとここで終わりになるのですが、もっとワクワク感が欲しいということで」──都内で開いた発表会。田中社長はEVOのWiMAX対応について説明したところで「テザリング解禁」という表現で目玉機能を発表した。 「WiMAXはスループット規制をかけていないので、40Mbpsをエンジョイしていただきたい」。UQ WiMAXのカバー率は、2月末時点で政令指定都市の実人口の90%超。EVOについては「ほとんどのトラフィックがWiMAXを経由して流されると思っている。その結果3Gトラフィックはかなり減るというデータがあり、それをベースに料金を算出している」という。auのデータARPU(加入者1人当たり収入)にネガティブな影響が出る可能性もあるが、「auのユーザーにワクワク感を伝えたいので、ちょっとくらい収入が減ってもいい」という思い切りだ。 昨年発売した「IS03」の販売台数は現在50万台に達する見通し。「auの本気度を見せる」と投入したIS03が「日本人向けの“ガラスマ”(ガラパゴススマートフォン)の世界を切り拓いた」と自負するのに対し、この日発表した2機種は「ハイエンド、とがったユーザー」がターゲット。「超!速いスマートフォン」と「超!注目度ナンバー1のタブレット」という「超!×2」の発表で、ハイエンドユーザー向けにもauの「ワクワク感」と本気度をアピールしていく。 「禁断のアプリ」と予告して導入したSkypeは、auスマートフォンユーザーの3割が使用しているという。Skypeに続き安価なWiMAXサービスとテザリングの“解禁”で収入を減らす可能性を田中社長は認めつつ、「結局はユーザーに喜んでいただいていくらだと思っている。ワクワク感をまず第一に考えて、auっていいよねという認識をユーザーに持っていただきたい」と話す。2011年度はスマートフォンへのシフトを加速し、半数以上の機種をスマートフォンとする考えだ。au版iPhoneの可能性は? EVOは世界で標準的な新800MHz帯に対応する。「EVOはグローバルフォン。米国で販売していたものと比べ差分がほとんどない。CDMAという意味では敷居が非常に低くなってる」(田中社長)。「グローバルフォンは技術的障壁はほとんどない」が、CDMA版iPhoneなど、今後の投入を計画している具体的な機種については「回答を控えさせていただく」とした。 関連キーワードau | スマートフォン | WiMAX | MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M | テザリング | htc EVO WiMAX ISW11HT | CDMA版iPhone 関連記事IS03「たいへん好調」 3割が女性、Skypeダウンロードも3割IS03が「たいへん好調」(田中社長)で、10〜12月期のスマートフォン販売台数が39万台に。IS03ユーザーは3割が女性という。Skypeのダウンロード率も3割だ。 au版iPhoneの可能性は 田中社長「ノーコメント」KDDIの田中孝司社長は、同社がiPhoneを発売する可能性について「申し訳ないが、ノーコメントとさせていただきたい」とコメントを避けた。 「もう一度、みんなが期待できるauに」 Androidで反転攻勢auがAndroidスマートフォンで反転攻勢。「もう一度、みんなが期待できるauにしたい」と意気込む。 「Android au」で「反転攻勢」へ IS03で「auの本気度見せる」「auの本気度を見せたい」という「IS03」は、「ケータイの才能を引き継いだスマートフォン」。スマートフォンでの遅れを認める新社長は、「Android au」を掲げて「反転攻勢」を出る。 関連リンクEVOのニュースリリース XOOMのニュースリリース KDDI [ITmedia] Copyright© 2011 ITmedia, Inc. All Rights Reserved. RSSリーダーで見るために変換しています まるごとRSS